コラム

水の惑星・火の惑星
コラム · 2024/12/28
 〔日本人とユダヤ人〕1970年発刊されたイザヤ・ベンダサン(山本七平)著。文中に「日本は、安全も自由も水も、常に絶対豊富だった(少なくても過去においては)。だから、それがいかに大切だからだといって、そのために金を払おうという人はいない。だが砂漠に行けば水筒一本の水が時にはジョニ黒一万本より価値があり、位置と環境によっては、飢えをしのいで最高級のホテルに泊まるのと同じようなことをしなければならない…」。

ベリギーからジパング
コラム · 2024/12/21
 古(いにしえ)。五畿七道から外れた『みちのく(道の奥)ひとり旅』20代中頃のベルギー国女子に出逢えたのは秋田県JR男鹿駅に降り立った時のこと。…

ベストパートナー
コラム · 2024/12/14
 アパート居住時代、我が家の近くでケーンッと鹿の鳴き声が聞こえる。降雪後には鹿の足跡が残る。秋には9頭の群れの姿~家々の前に犬がいない… 札幌では日中人がクマに襲われたニュースも忘れられない。犬が飼われていれば熊や鹿の出没を吠えて知らせてくれるのに。…

Freeze Vegetables
コラム · 2024/12/07
 北海道の農家や漁師の家には冷凍冷蔵庫と大型冷凍庫2台がある家も珍しくない。冷蔵庫は屋内に食品を置いておくと凍ってしまうのを防ぎ一般的に保冷し、大型冷凍庫は長期の食品保存として使用している。…

資本主義体制の始まり
コラム · 2024/11/30
 ドイツ・カール・マルクス著「資本論」は18世紀、約150万年前に出版した経済書。商品とは何か?~から始まって労働力~値段~賃金~休日、搾取等の事柄が示されている。…

SDGs~1万年
コラム · 2024/11/23
 若かりし頃ニューヨークをブラブラしていたら複数のアメリカ人から「朝鮮人か?」と聞かれた事があり、「自分は日本人」と答えると微笑みを向けられた。自分は朝鮮人の顔付なんだと感じた。つまり弥生人のルーツなのかと思い、数年前東京本郷~言問通りにある弥生町を散策した。…

道~Do.2 蠣崎波響
コラム · 2024/11/16
 古くは蝦夷島と呼ばれ12世紀北条氏支配下鎌倉幕府は流刑地として扱い、後に津軽安藤氏を代官統治させていた。先住民アイヌは14~16世紀頃にはサハリン(唐太~樺太)クリル諸島(千島列島)から東北北端部に住み、倭人との交易も盛んだった。  鮭や昆布などの海産物やラッコの毛皮などを京へと送り込み、鉄製品や金、米と交換し14~15世紀には隆盛。津軽の日本海十三湊(とさみなと)においては中国や朝鮮との交易も盛んに行われていた。…

蟻の働き方カイカク
コラム · 2024/11/09
 蝦・蛸・蛤・蛙・蛇と「虫」ヘンが付くもののエビやタコ、ハマグリは魚介類、カエルは両生類、ヘビは爬虫類など幅広く虫ではないものもあり、人や獣や鳥、魚以外は全て虫の部類にしていたのが古代中国。漢字で分類していたものが伝わった。ミミズ(蚯蚓)は虫が2つ付くも環形動物貧毛類。…

下らない話
コラム · 2024/11/02
 「つまらないものですが…」と贈答品を渡す。「つまらない」は贈答する方に対する謙遜で、常々お世話になっている相手へ品を渡す際に「気になさらないで下さい」との言葉で使われるが、近年「つまらないもの」は使うべきではないと解釈。…

Do.3さかなたちの道
コラム · 2024/10/26
 平成30年は北海道命名150年。松浦武四郎展を覗く、夕張日誌(1857年安政4年)に支笏湖を巡り「支骨湖」と記されている。本年開拓の村も併せて見学するも先人たちの歴史物が新鮮に感じた。  支笏湖の「笏/こつ・しゃく」は聖徳太子画に見られる手板はおんこ(櫟:イチイ)である。裏は備忘用カンペの板。櫟:イチイは一位の意味を持つ樹木名で太子にはふさわしいのだが、聖徳太子が亡くなった後に笏が使われたようで、現在では聖徳太子の肖像画としていないとの解釈である。~閑話休題~…

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