人類発祥20万年前に東アフリカより年月を経て東南アジアより日本列島へは4~3万年前に移り住み、石器時代~縄文時代が続き、やがて北東アジア系弥生人が移り住み共存時代があるものの、西日本を中心に弥生人が暮らし、縄文人は南へ沖縄・琉球人。東北日本へ移動してえみしと呼ばれたようだが、蝦夷住民アイヌがえみしか縄文和人かのルーツは不明か。
開拓使判官松浦武四郎が150年前に蝦夷地を北海道と命名。アイヌの人々が自分達をカイノーと呼び合い、カイを加伊~海に文字を充てた。カイノーがアイノー~アイヌと現代に呼ばれる。
蝦夷の改名に県にせず道を付けたのには、古代律令時代から五畿(ごき)七道の決まりがある。五畿は平城京や平安京など山城・大和・河地・和泉・摂津などの畿内王国を中心とし、その他7つのブロックに東海道・東山道・北陸道・山陽道・山陰道・南海道・西街道としていた事柄によるものとして、北海道に8つ目の道を付けて命名(1869.8.15)。
当初は北海道に11ヵ国86群に分割して、道央から宗谷・後志・十勝を分布する札幌県。道南から寿都・島牧までを分布する函館県。釧路・足寄・千島までを分布する根室県と1局3県体制で始め4年後には19支庁(1897)となり、現在の14支庁(1910)。
TVやラジオでの天気予報で14支庁名で言われると、広い北海道の地区割名、アイヌ語由来も多く本州人は理解しずらいとのこと。ちなみに北海道庁は1886年に設立。札幌の時計塔(現在の時計台)は1881年生まれ。【田所】
付け足し:食物不足の時、神様が柳葉を川に流し柳葉魚/シシャモになった シシャモ、トナカイ、ラッコ、オットセイもアイヌ語
蛇 足:東北みちのくは『道の奥』の意味 七道以外の場所 日本書紀「草原を走る姿は獣のよう」と差別有有
画像提供:フランス・プザンソン美術考古博物館・Yafoo